引用元：https://www.pal-v.com/en/explore-pal-v
車の新しい機能として現在は「自動運転」が注目を集めていますが、実は「空飛ぶ車」がすでに販売を開始しているのをご存知でしょうか？自動運転と同じように、未来カーの登場を期待されていたモビリティであるのがフライングカー「空飛ぶ車」です。
今回は、現行の法整備の中で、実際に空を飛ぶことができるフライングカー「PAL-V Liberty」の概要と購入方法ついてご紹介します。
目次
車が空を飛ぶはそこまできている「PAL-V Liberty」とは？
引用元：https://www.pal-v.com/en/explore-pal-v
オランダのパルヴィインターナショナルという会社が、「革新的な空飛ぶ自動車の市販品の開発に成功。」というアナウンスとともに、「PAL-V Liberty」という空飛ぶ自動車の販売を開始しました。
スイスジュネーブでのモーターショーにて公開されたこのモビリティは、レースカーのような見た目でありながら、天井部分に空を飛ぶためのプロペラなどがついているモビリティです。現状、空を飛ぶというのにはさまざまな規制があり、今までは、空飛ぶ車は開発が難しいとされていました。
「PAL-V Liberty」は、現在の規制に準拠した形で開発されているため、ヨーロッパやアメリカでは安全基準を満たし、公道を走り、空を飛ぶことも認められているそうです。
残念ながら飛ぶためには、車の免許とパイロット免許がそれぞれいること、さらに離着陸のできる飛行場や滑走路も必要になりますので、運転できる人は限られますが、世界初の空飛ぶ車となっています。
「PAL-V Liberty」はどうやって空を飛ぶ？
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「PAL-V Liberty」には、車輪が3つと折りたたみできるヘリコプターの羽のようなプロペラがついています。車のエンジンと飛行機のエンジンは、それぞれが独立していて、2基のエンジンがついていることになります。
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走行モードと飛行モードと二つの切り替えができ、5分～10分程度で切り替えができるとのこと。切り替え時は自動でできる部分と、手動で行う部分とがありますが、短い時間で飛行モードに切り替えられます。
リア側には推進用のブレードがついていて、それと、天井部分のローターブレードによって空を飛ぶことができます。コックピット部分は、二人で乗ることが可能となっています。
先ほど、飛行場のスペースが必要だと話しましたが、公式の情報では90m～200ｍ×200ｍ程度のスペースが最低でも必要とのこと。
しかし、公道を車として走ることができるので、家から離着陸のできる飛行場に移動して、それから空を飛ぶ。ということができるのではないかと予想されます。
「PAL-V Liberty」の購入方法や金額は？
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空飛ぶ車は商業的には「PAL-V Liberty」が世界でも初と言われています。そこで、「PAL-V Liberty」購入金額や購入方法についてご紹介します。
購入金額は？
飛行場などの確保や維持費は別として、本体価格は初期モデルが59万9000ドル（約6300万円）で、量産型のスポーツモデルタイプが39万9000ドル（約4200万円）で販売されています。出荷が開始されるのが、2018年暮れから2019年となっていますので、近いうちに空飛ぶ車が世界初で、民間人のドライバーの手によって公道を走ることになります。
どこで購入できる？
もしかすると、この記事の読者の中にも「PAL-V Liberty」が購入したいという人もいるかもしれませんので、購入方法も記載しておきます。
「PAL-V: Flying Car | PAL-V」こちらの公式サイトから、いくつかのモデルがご紹介されていて、予約販売が開始になっています。
プロトタイプはすでに2018年に出荷できると予想されていて、量産型のタイプを予約した人は、早くて2019年に出荷される予定です。
「PAL-V Liberty」についてのまとめ
早ければ今年中には、空飛ぶ車が使用できることを考えると、そう遠くない未来には、一般の人もフライングカーを使って、いまとは違った交通方法で生活をしているのかもしれません。
自動運転など、車には新しい技術がどんどん開発され取り入れられています。今後はフライングカーももっと安価になり、一般の人の生活に入ってくる可能性もあります。今後の車の未来はとても楽しみですね。
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