車の内装をピカピカにする5つの掃除ポイント
車の中は掃除をしないと、食べカスや埃、チリが溜まり、カビが繁殖するなど想像以上に汚れが溜まっているものです。
内装や車内が汚れているとドライバーや同乗者の健康に害が及ぶこともあるので、内装や車内を定期的に掃除するようにしましょう。
そこで、自分でできる車内の掃除のポイントについて紹介します。
目次
車の内装をピカピカに掃除する事前心得!
掃除は晴れた日の午前中に行う
車内の掃除はフロアマットを乾かす必要があるので、晴れた日の午前中に行うのがベストです。
雨の日や湿気の多い日は、逆に車内にカビを繁殖させる可能性があり、真夏の真昼間は熱中症になる可能性があるので、控えましょう。
フロアマットの掃除から行う
通常、家などの掃除をする場合は上から下、つまり天井から床の順番に掃除をするのがベストといわれています。
車内の場合は、もっとも乾きにくいフロアマットの掃除から始めて、天井・シート・ダッシュボードなどの内装へと進めていきましょう。
車内掃除は換気して行う
内装や車内を掃除する際は、必ず全部のドアを開け、完全に換気をして行うようにしてください。
またマスクをして埃を吸い込まないようにするなど、健康にも注意するようにしましょう。
車の内装をピカピカにする5つの掃除ポイント
1. フロアマットは水洗い
フロアマットは水洗いをするので、乾かす時間を考えて一番最初に掃除しましょう。
まずはフロアマットを取り出し表裏全体を布団たたきで叩き、埃を落とします。
その後に掃除機でさらに埃を吸い取ります。
埃を吸い取り終わったら台所用洗剤と洗車用ブラシを使用して汚れを落としていきましょう。
汚れが落ちたら水で洗剤をキレイに洗い流し、しっかりと乾燥させますが、生乾きのまま元に戻すとカビが繁殖する場合があるので、必ず完全に乾燥してから車内に敷くようにしてください。
なおフロアマットを取り除いた床には小石や葉っぱ・食べかすなどが溜まっているので、掃除機を使ってゴミをキレイに吸い取りましょう。
2. シートは掃除機で吸い取る
シートは最初に布団たたきでシートの表面を叩き、埃を落としていきます。
そのうえで表面から掃除機をあてゴミを吸い取っていきます。
シートの隙間などは最も食べカスなどのゴミが溜まっているので、細口のノズルでしっかりと吸い取りましょう。
シートに染み付いたシミは、固形石鹸水でタオルを濡らして、トントンと叩くように汚れを落としていきます。
また仕上げとして粘着のコロコロシートで髪の毛や小さい埃を取り除くのもおすすめします。
3. 天井は水拭き
シートの掃除が終わったら、天井の掃除も行いましょう。
車内の天井は最も汚れの気が付きにくいところですが、埃が付着したりと意外と汚れています。
天井の汚れは基本は硬く絞ったタオルで水拭きしますが、汚れの強い場合は専用のクリーナーを直接かけてタオルでふき取ります。
4. 内装は水拭きでピカピカに
ステアリングやシフト、ダッシュボードなどの内装やドア周り、ガラスの内側なども硬く絞ったタオルで水拭きすると、ピカピカにできます。
念入りにふき取り、最後はからぶきをするとより効果的です。
ただし手垢などの油汚れが着いている場合は専用のクリーナーを使用しましょう。
ダッシュボード周りの樹脂には質感を出すため、シワが入っていますが、シワの中の汚れは石鹸水をつけたタワシで軽くこすりましょう。
強くこすると傷つけるので優しくこするようにしてください。
また、メーターカバーも傷つきやすいのでメガネ拭きクリーナーなどで優しくふき取るように汚れを落としていきます。
5. エアコンの吹き出し口など
エアコンの吹き出し口やスイッチなどの細かい部分は濡らした綿棒や歯ブラシなどを使って汚れを落としていきます。ただエアコンは掃除をしても臭いが取れない場合は、業者さんに依頼して掃除してもらうようにしてください。
車の内装を掃除すればドライブはもっと楽しいものに!?
車内や車の内装をキレイにすると、車の中の空気が嘘のようにきれいになって、ドライブをすることがますます楽しくなります。
定期的に車内をきれいに掃除して、素敵なドライブをお楽しみください。
撮影協力
モデル:YAYOI