【愛車ライフ vol.2】ミニクーパーS (3ドア/F56)
さまざまな人の愛車の魅力について語っていただく愛車ライフ。
第2回の愛車ライフでは、ともちゃんが所有するミニクーパーS (3ドアタイプ)について特集してみました。
目次
「ミニクーパーS (3ドア)」について
1959年にイギリスの自動車メーカーであるBMC(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)社から発売、2001年にはドイツのBMWに引き継がれたMINI(ミニ)シリーズ。
そんなMINIシリーズから、2014年4月に販売開始されたのがミニクーパーSです。
車両スペック
車両名
ミニクーパーS (3ドアタイプ)
重量
1,240㎏
定員
4名
トランスミッション
7速DCT
エンジン
- ガソリン
- 直列4気筒 DOHC 2.0L
駆動方式
FF(前輪駆動)
ドア数
3ドア (フロント2枚 / バック1枚)
※フロントはサッシュレスドア (窓枠なし)
本体価格
3,720,000円(税込)
詳細リンク
【外部リンク】THE NEW MINI 3 DOOR │ MINI Japan
3ドアと5ドアのスペックの違いを徹底比較!
ミニクーパーSは、3ドアと5ドアの2種類に分けられます。
それぞれの違いについて、ともちゃんに訊いてみました。
【違い1】車長
ともちゃん: 3ドアと5ドアのいちばんの違いは大きさ。
車幅はどちらも変わらないですが、車長は5ドアのほうが約15㎝くらい長くなるんです。
【違い2】ホイールベース
ともちゃん: ホイールベースは約7㎝変わります。
※前のタイヤの中心から後ろのタイヤの中心までの距離
【違い3】最小回転半径
ともちゃん: 最小回転半径は約10㎝も変わります!
小回りを利かせようとすると結構な差になります。
【違い4】リアドア
ともちゃん: リアドアが付いているのは、5ドアタイプだけ。
私が購入した3ドアでは、運転席や助手席のシートを倒しつつ、前にスライドさせないとリヤシートへの乗り降りができないのがネックなんです。
リヤドアが付いていると、リヤシートに乗る人は乗り降りがかんたんで便利になるんですが……。でもデザインは、5ドアより3ドアの方が好き!
MINIという感じがするので、私は好きです♡
その他の違い
ともちゃん: 重量は、3ドアのほうが約50㎏ほど軽いです。
もちろん、乗車数や荷物などで重量が変わってくるので、なんとも言えないところはありますが……。
燃費は、カタログ上ではどちらも違いはありません。
ともちゃんのまとめ
ともちゃん: MINI COOPER Sの3ドア(ともちゃん購入)と5ドアのスペックの差は、ほとんどないと思います!
「ミニクーパーS (3ドア)」の魅力をインタビュー!
実際に、ミニクーパーS (3ドア)を所有しているともちゃんに魅力を思う存分に語っていただきました!
購入のきっかけ
―― ミニクーパーSを購入したきっかけはなんでしょうか?
ともちゃん:
乗りたい車に乗ってみたい!
と思ったことが、購入のきっかけですかね~。
もともと外車に興味があったので、
自分で買うなら国産車はない!外車だ!
なんて思いながら、次の車を探していて。
探してたとはいっても、スタートの時点から実質2択。
- Audi A4
- Mini
のどちらかでした。
―― 購入の決め手ってなんだったんですか?
ともちゃん: 駐車場でした。
ある日、ふと自宅の駐車場の長さをそれぞれ測ってみたんです。
結果、Audi A4の長さでは足りないことに気付いてしまいまして……。
そうなると、もうMINIの1択しかないですよね (笑)。
最終的には、かわいい見た目と走りのカッコよさのギャップに惹かれて購入を決意しました。
―― なんでミニクーパーSにしたんですか?
ともちゃん: 理由はかんたんです。
ほしい装備が付いていて、好みのデザインだったから!(笑)
車は見た目がいちばん大事ですからね~。
でも、もちろん購入前に試乗もして、足回りやエンジンの感じも確かめたんですよ!
ミニクーパーSの下位グレードも確かめてみたんですが、欲しい装備を追及した結果ミニクーパーSがいちばん私にマッチしました。
3ドアにした理由
―― 3ドアに決めた理由って何ですか?
ともちゃん: 3ドアにしたのにも、ちゃんと理由がありまして。
ともちゃんの譲れないポイント
- LEDライト
- 2000㏄のエンジン
- ステアリングにオーディオスイッチが搭載
- シートヒーター
- ボディカラー
あと5ドアにすると、どうも私のなかでのMINIらしさがなくなってしまうような気がしたんです……。
ほかの人も乗せる前提ではありましたが、3ドアを選びました。
ここに書ききれないくらい決め手はまだまだあるんですが、
結局のところは、
自分好みの車にできるかどうか?
がいちばん大切だと思っています。
車は、高い買いものかつ長く乗るものですからね~。
大事にしていきたいと思います!
実際乗ってみてどう?
―― 実際にミニクーパーSに乗ってみてどうですか?
ともちゃん: 試乗してみるまではドキドキでした。
足回りが固くてガタガタする
と、うわさで聞いていたので……。
でも、試乗をしてみてビックリ!
たしかに、足回りはちょっと固めかと思いますが……気になるほどにはガタガタしませんでしたね。
踏んだ分だけ走ってくれるので、ブレーキの効きは申し分なし!
試乗で体験できたのはそこまで。
ちなみに私は、
購入までには試乗は絶対!
だと思っています。
試乗してみないと、走りや足回りの感じ・ステアリングの重さなどは感じることができませんからね~。
実際乗ってみてどう?
ともちゃん: 納車してから試してみたことがいくつかあるので、まとめてみました。
高速道路
ともちゃん: まずは、高速道路の走行から。
一言でいえば、もう感動!
私が購入したのは7速DCTですが、キレイに加速してくれました!
安定性も高いので、高速域に入ってもグラつきは感じさせませんでした。
走りが好きな人にはたまらない加速力と減速力を兼ね備えているので、ニヤニヤが止まりません。笑
山道
ともちゃん: 山道は、ちょっと足回りの固さが出てくるものの、坂やカーブなどもよく走ってくれました。
坂でも安定性を失わないので、アクセル・ブレーキ・ステアリング操作などに安心して集中できます。
ブレーキは、踏み始めの段階からしっかり効いてくれました。
“遊び”も少ないので、踏んだだけ停まってくれます。
自分で運転してるな!
と実感できるので、私にはとてもいい車です!
ステアリング
ともちゃん: ミニクーパーSのステアリングは、すこし重め。
ちょっと力が必要ですが、女性でもぜんぜん大丈夫です。
国産車のステアリングは軽めに設定されていて、操作してるなーと感じることは少なくなっているので、私としては満足!
こだわっているところ
―― ともちゃんのミニクーパーSのこだわりってなんですか?
ともちゃん: ズバリ「色」です!
色選びでいちばん悩みましたね~。
はじめは定番の赤いボディで白いルーフ・ミラーにしようと思っていたんです。
さあMINIを買うぞ!
と思いながら町を見ていると、走っているMINIは赤いボディに白いルーフばかり……。
せっかくMINIに乗るなら、個性を出したいな~。
と思いまして。笑
カタログを眺めていたところ、目に留まったのが黒のボディ。
そこで、オプション注文でミラーカバーを黄色にしてみました。
黒と黄色は、私自身が好きな色だったんですが、さらに次のネックが出てきてしまいました。
ホイールが純正のシルバーじゃ、なんか締まらない……。
そこで、ホイールの色は黒!
さらに、センターキャップの黄色をアクセントに加えて、全体を黒と黄色でまとめました。
こうして、私のMINIが完成したんです!
―― 納車までは、どんな仕上がりになるか不安ではなかったですか?
ともちゃん: 正直のところ、納車まではどんな仕上がりになるか不安もよぎりました……。
でも、実際に納車されたMINIを見て安心。
思ったとおりのデザインのまとまり方でした!
ちなみにシートは、MINI Yoursのヘッドレストがユニオンジャックのものに変更。
助手席の前にあったパネルも、ユニオンジャックに輝くような仕様に変えました!
結果的に、かわいさかっこよさを兼ね合わせた、個性あふれるデザインになったかなと思います!
“見た目のこだわり”が一番のポイントですね。
最後にミニクーパーSの魅力をひとことで!
ともちゃん: ミニクーパーSの魅力は、ひとことでは表現できないです(笑)。
そうですね……。
「私らしく走ってくれる最高の相棒」
かな!
走りもデザインも自分好みにしてくれるので、こんなに良い車はないと思います!
MINI自体が、
- 形
- グレード
- 色
- オプション
の自由度がとても高いので、自分好みにカスタマイズしやすい車なんですよね。
こだわりが強い!
こんな色の車がほしい!
こんな組み合わせにしたい!
そんな欲求を叶えてくれるのがMINI。
ぜひ、みなさんもミニクーパーSの魅力に溺れてみてください!
撮影車両: ミニクーパーS (3ドアタイプ)
取材協力: ともちゃん
取材・撮影・文: DRIVER JAPAN 編集部