「T3R simulator」とは?リアルなドライビングシミュレーターの特徴!
T3R simulatorというドライビングシミュレーターをご存知ですか?
プロドライバーの練習用にも使われているシミュレーターなのですが、普通のシミュレーターと何が違うのでしょうか?
今回はT3R simulatorの概要と特徴について迫ります。
目次
「T3R simulator」ってどんなもの?
VR技術を導入
VRという技術は、コンピュータで作られたデジタル仮想世界を、ヘッドマウントディスプレーを通して視覚的に体感することができる技です。
以前のヘッドマウントで映像が見られるだけの技術とは違い、顔の向きを変えることで360度、上下の空間を認識することができます。
「T3R simulator」の特徴
そのVR技術を惜しみなく使った新しいドライビングシミュレーシターが「T3R simulator」です。ゆりかごのようなフレームの中に、バケットシートが設置され、そこに座りながらマウントディスプレイをつけて操作することができます。
T3R simulatorの特徴は、車の挙動を正確に再現するために緻密な設計がされているところにあります。
路面データと正確に合わせることによって、Gを感じたり、シミュレーションする車の種類ごとに、実車の挙動をかなり正確に再現されています。
公式のPRでは、
300km/hの世界やレース現場の緊張感・高揚感を楽しむことができる。
となっていて、素晴らしい体験をすることができます。
活用方法
プロドライバーの練習用
「T3R Simulator」はその特徴のリアルなドライビングの再現性があるため、プロのドライバーの練習にも用いられるようになってきています。
とくに海外のレースに参戦するプロのドライバーは、コースの仕組みを知るのに、レーシングシミュレータでのトレーニングが欠かせなくなっています。
今までは大きな液晶画面を通して行われていたシミュレーターでの練習ですが、VRになることでもっとリアルなシチュエーションで練習することができます。
今後はもっとプロの練習用のツールとして、広まっていくことが考えられます。
ゲームセンターでの導入
すでに「VR PARK TOKYO」では、すでに導入されているT3R simulatorですが、今後色々な施設で一般の方向けに導入されることも考えられます。通常「時速200kmを超える車に乗る」という体験はなかなかできるものではありません。
しかし、VRシミュレーションとなることで、モニターでは物足りなかったリアルな没入感を体験することができます。
大クラッシュをすると車が一回転するような体感ができるゲームってなかなかないですよね。
「T3R simulator」のレンタル方法
「T3R simulator」は現在3タイプのモデルが存在し、一番高いものだと約500万円ほどします。何かのイベントでちょっとだけ使いたいという場合は、なかなか高額ですよね。
そこで、レンタルやリースのプランも用意されています。
通常はインストラクターが1名ついて、1日だけ使用することを目的とする場合は、198,000円(税別)で使用することができます。
さらに1日追加で70,000円ずつ加算されます。
運搬費や設置費用などがかかりますが、購入するよりは安くできます。
また、リースプランは1ヶ月57,800円(税別)の7年となっています。
レンタルなどのご相談は、公式サイトのお問い合わせからできるようになっています。
「T3R simulator」はすごい!
VRももちろんすごい技術ですがT3R simulatorは、路面のギャップやGなどのリアルな体感ができるところが新しいです。
一般の方でも利用可能ですので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?