マニュアル車の乗り方覚えてる?忘れた人向けにおさらいします!
マニュアルの免許は持っているけど、オートマしか運転したことがない。
教習所に通っていたとき以来、マニュアル車は運転していない。という人も多いと思います。最近はスポーツカーの人気が再来しています。せっかくスポーツカーを乗るならマニュアル車に乗りたい。しかしマニュアル車の乗り方を忘れてしまった。
今回は、「久しぶりにマニュアル車を運転する」という人向けに、マニュアル車の運転方法を基本を振り返ってご紹介します。
目次
【1】マニュアル車とオートマ車の違い
(1)操作方法の違い
運転する上でオートマばかりを運転していると、マニュアル車ってどんなものなのかを忘れてしまいます。
オートマ車との大きな違いは、ギアとクラッチがあることだと思います。
オートマ車の場合、このギアチェンジがオート(自動)で行われるため、自分で操作する必要がありませんが、マニュアル車の場合はクラッチとギア操作が必要になってきます。
(2)マニュアル車のメリット・デメリット
マニュアル車の方が、ドライブテクニックのある人であれば、動力の伝達が効率的になり、燃費の向上にも繋がります。
その代わり運転が下手だとエンジンストップなどを起こす可能性があります。
クラッチの操作ミスなどを人力で行うために、操作が面倒だという人も少なくありません。
車の運転が好き、自分で車を自由に操作したい、という人にはマニュアルの方がメリットあると思います。
【2】マニュアル車の発進のコツは?
マニュアル車の発進方法について、ご紹介します。
マニュアル車は、ギアをニュートラルに入れて、クラッチペダルを踏み込んでおかないとエンジンが始動しません。
エンジンが掛かったら以下の方法で発信させます。
- クラッチを踏んで1番のギアに入れる
- アクセルペダルをゆっくりと踏み込みながら、クラッチを離して行く
- 車が前進して行くので、半クラッチの状態から足を離して行く。
この方法でうまくいかない場合は、クラッチのタイミングがおかしい場合があります。
ここが一番最初につまづきやすいとされるところで、アクセルとクラッチのバランスが取れていないと、エンジンストップしてしまいます。
最近の車には、エコモードというのが搭載されていてい、こちらをONにすると発進操作がしやすくなります。
【3】ギアチェンジ
マニュアル車は自分でスピードに合わせたギアチェンジが必要になります。
(1)シフトアップ
シフトアップするときは以下の操作が必要になります。
- クラッチペダルを踏み込む
- ギアを変更する
- クラッチを離す
簡単な操作ですが、うまくいかないとショックが出てしまい車の挙動がおかしくなります。
ここの操作もスムーズなギアチェンジとクラッチ操作が必要です。
クラッチは特に慣れないうちは急に離したりすると、うまくいきません。
ですので慣れないうちは、シフトを変えるときに一呼吸おいて、ゆっくりと確実に変更できるように意識しましょう。
(2)シフトダウン
シフトダウンしたい場合は、速度と回転数に注意しましょう。
例えば時速50km/h、回転数が2000rpm出ているときに、いきなり5番から3番などにシフトチェンジすると、エンジンブレーキが強めにかかってしまい、シフトショック(急な減速)を起こしてしまいます。
慣れないうちはタコメーターなどを見ながら、どのギアが一番良いのかを考えてシフトの変更を行いましょう。
【4】停車の操作
長く停車する場合は、ギアはニュートラルに入れてブレーキだけを踏んでおくと楽です。
すぐに発進したい場合は、ギアを1番に入れてクラッチを踏んでおいても良いです。
どちらも車を停車するときの方法になりますが、運転の状況によって使い分けることが大切です。
オートマでも、長く停車しておく場合は、ギアをニュートラルに入れて待っておくことがあるかと思いますが、それと同じ感覚です。
すぐに動き出すのか、しばらく停車しておくのかを見極めながら操作しましょう。
最後に
最近ではほとんどの車がオートマになってきていますが、仕事の都合上でマニュアル車を運転する機会が出来た、という場合もあるかと思います。
ただ、マニュアル車の運転は、自分で車を動かすという感覚がオートマよりもあって「楽しい」と感じる人も多いです。
久しぶりに運転する場合などは操作方法忘れていることも多いので、そんな方達の一つの参考になればと思います。