
車のスタックから自力で脱出する方法は?
車のタイヤが泥や雪などによってスタックしてしまったときは大ピンチ!
とくに冬のシーズンは、雪によるスタックが起こる可能性が増えてしまうので要注意です。
今回は、車がスタックしてしまった場合に自力で脱出する方法をご紹介します。
目次
車のスタックを自力で脱出する方法
1. 泥や砂によるスタックの場合
泥や砂によって車がスタックした場合は、アクセルを強引に踏まずにタイヤをゆっくり前後に動かしてみましょう。
少しだけバックしながら前進する「ふりこ」のような動きを何度か繰り返しているうちに、その反動で泥や砂から車を脱出することができる可能性もあります。
【ポイント】周りの人に協力してもらおう
同乗者や周囲の人に協力してもらって、車体を押して勢いをつけることも有効です。
人の押す力を最大限に活用するために、力を入れる瞬間とアクセルがピッタリになるように声をかけ合いましょう。
2. 凍った雪道によるスタックの場合
ツルツルに滑る雪道でスタックしてしまった場合は、スコップなどのような固いものを使って、地面の凍った部分に傷を付けてみましょう。
脱出のときにスピードを出すと、思わぬ方向へ進んだり車が回転したりする危険性があるので、充分に注意!
【ポイント】周りの雪を固めよう
タイヤが雪に埋もれてスタックしてしまったときは、タイヤ周辺にある雪を踏み固めるイメージで、タイヤをゆっくりと前後に動かしてみましょう。
それでも脱出できなければ、タイヤ周辺にある雪を足で踏んだりスコップで叩いたりしながら、雪を固めてみてください。
雪を固めることでタイヤの空転を防ぎ、スタック状態から脱出できる可能性があります。
もし、大きな雪の塊の上に乗り上げてしまった場合は、スコップでタイヤ周辺や車体の下にある雪を外にかき出してから、ゆっくりと発進しましょう。
スタック脱出のために常備しておきたいカーグッズ
泥や雪によるスタックに備えるために、スタック対策用のカーグッズを常備しておくのもオススメです。
1. スノーヘルパー
泥や雪によって車がスタックしてしまった場合は、タイヤの前に動きにくいものを敷くことで脱出しやすくなります。
便利なのは、緊急脱出用のスノーヘルパー。
スノーヘルパーは、樹脂などでできており、自動車用品店などで購入することができます。
スノーヘルパーがない場合は、運転席の足元に敷いてあるフロアマットや段ボールなどで代用できる可能性もありますよ。
2. 車載スコップ
雪に埋もれて車がスタックしてしまったときに備えて、スコップを1本持っていると便利です。
比較的コンパクトで軽量な車載スコップもあるので、1台に1本のつもりでトランクに常備しておくのもオススメ。
どうしても対処できない場合は?
どうしても自分で対処できない場合はJAFなどのロードサービスやレッカー会社などにサポートしてもらう方法もあります。
ただ、全国的な大雪の日などを代表に、混雑で対応してくれない場合も……。
関連リンク
【外部リンク】JAF(JAPAN AUTOMOBILE FEDERATION)|日本自動車連盟(ジャフ)
【外部リンク】ピースジャパン|東京都中央区【ロードサービス/レッカー/牽引】
スタック脱出のカギは「冷静に対処」
当たり前のポイントではありますが、スタックに陥らないようにするためには、悪天候の日などはいつも以上に慎重になることです。
それでもスタックしてしまったら、周辺の状況を確認しつつ、周囲の人や同乗者に協力を求めながら冷静に対処しましょう!