社風が暖かい!足立タクシー株式会社を取材!
「くるまのシゴト(車が関係する企業)で活躍する企業の魅力を知ってもらう」をテーマにドライバージャパンが企業へ取材をするコーナーです。
今回は、「タクシー運転手は稼げる?平均年収と稼ぎ方のコツを聞いてみた!」で取材させてもらいました、足立区梅島に営業所を構えるタクシー会社『足立タクシー株式会社』さんに企業取材をしてきました。
足立タクシーさんは創業約70年のタクシー企業で、総従業員200名以上を誇る大きなタクシー企業です。
そんな歴史と規模を誇る、足立タクシーの取締役を務めるお二人に、タクシー業界のお話と、会社についてSUMIKAちゃんと聞いて来ました。
今回取材を受けてくれたのは?
今回取材を受けてくれたのは、足立タクシー株式会社の取締役を務める服部さんと猪又さん
専務取締役 服部さん
常務取締役 猪又さん
会社名の由来
ーーまず最初に会社名の由来について教えてください。
服部さん:当社は昭和24年に創業しました。
70年経ちます。
戦時統合され、「大和」「日本交通」「KM」「帝都」の4社にまとめられました。
戦後数年経ち、独立してもいいという許可出て最終的に「大和」から独立し、地名を社名に入れる形で『足立タクシー株式会社』となりました。
お二人の経歴
ーーお二人の経歴を教えてください。
服部さん:私はもともと公務員をしておりました。
その後福祉施設で働いてタクシー業界に来ました。
猪又さん:前職は金融関係のお仕事をしていました。
そしてタクシー業界に入ってきました。
11年タクシー業界に携わっています。
現在は総務を担当しています。
勤務地について
ーー足立区梅島はどんな場所ですか?
服部さん:「梅田」という地名があり、「島根」という地名がある。
その二つの地名が掛け合わさって「梅島」と言われています。
ビートたけしさんが生まれた地でもあるんですよね。
「下町」を感じることができる町です。
錦糸町のような繁華街と違い、周わりは住宅街となっています。
とても住みやすい街だと思います。
人口もとても多い地域となっています。
梅島世帯(平成29年) 6,537世帯 |
梅島人口(平成29年) 11,833人 |
タクシー業界で苦労したことは?
ーータクシー業界のキャリアで苦労したことは?
服部さん:年配の方が多いので慣れるまで大変でした。
ただ、穏やかな人ばかりで、とても精力的な従業員さんばかりですぐに慣れることができました。
近年でタクシー業界大きく変化したこと
ーー近年でタクシー業界(外部的な要因も含め)で大きく変化したことを教えてください。
服部さん:アプリ配車はタクシー業界としては大きな変革でしたね。
最初は大和グループのアプリを導入していたんですが、最近は話題のS.RIDE(エスライド)を導入しました。
タクシーアプリについてはこれから「伸びていくところ」というの実感しています。
やはりソニーさんが共同開発を行っているだけに、プロモーションも大きく打てますし、デザイン等、開発力を感じます。
常にアップデートされて利便性が高くなっていますので、よくタクシーを利用される方はダウンロードしていただきたいですね。
※【外部リンク】S.RIDE[エスライド] 東京最大級のタクシーアプリ
猪又さん:あとは、公共交通という側面が強くなってきています。
当社も、福祉の仕事をしていた関係で、「ユニーバーサルドライバー研修」という講師資格を取得しまして、当社は研修機関として認定されました。
10年後の予想
ーー10年後(もしくは近い将来)のタクシー業界ではどんなことが起きていると予想されますか?
服部さん:まず、よく話題になる「自動運転」については、まだ完全自動化というのは難しいのかなと考えます。
もし導入されるとしたら物を運ぶお仕事である物流業界の導入が先になるかと思います。
とにかく「人をお乗せするお仕事」ですので、何段階もの導入テストの上、国として導入を決めるようなお話になると思いますのでまだまだ先かなと思います。
ーー空飛ぶタクシーなんてどうですか?
猪又さん:普及はまだ現実的ではないでしょうね……。
エンターテインメントとしてのサービスとしてならあると思います!
ただ、今の時代急に技術革新が起きるような時代ですからね。
100%ないとは言い切れませんが……。
人材について
ーー足立タクシーさんはお若い方がたくさん働いているイメージなんですが、若い方が集まってくる理由を教えてください。
猪又さん:稼ぎやすい環境というのが理由の一つだと思います。
当社の基本固定給25万9200円+歩合給という給与体系となっています。
新人乗務員の方は、入社後4ヶ月間は月間給与25万円を完全保障しています。
入社直後は売上げを気にすることなく仕事を覚えることができるので、年齢問わず、未経験の方でも入社しやすい環境だと思います。
そして気軽に声を掛けてくれる気の良い社員ばかりです。
なにか仕事中に困ったことなどあれば喜んで話を聞いてくれますよ。
さらに、賞与も年3回支給しています。
お客様を運んだ分報酬として帰ってくる給与システムになっていますので、
「稼ぎたい!」って思うような若い人が集まってきてくれています。
服部さん:「温かさ」があるからじゃないですかね。
当社はとにかく従業員同士が仲が良い!
大浴場では、いつも楽しそうな会話が聞こえてきます。
あとは部活動盛んです。
みんなで休んで活動をしたりしていますよ。
現在は、
- 野球部
- 将棋部
- 旅行やバーベキュー
- サバイバルゲーム
あと可愛い猫もいます(笑)(名前:ミーちゃん)
みなさんの癒しになっていると思います。
もちろん、働いて楽しいと思ってもらえる環境だけでなく、各自が乗務員としての自覚と責任を持って、お互い支え合えるようにサポート体制があります。
今内勤を含めて全従業員200名以上在籍しています。
人材不足の対策
ーー現在、ドライバーの人材不足が続いていますが、何か対策をされていますか?
服部さん:やはり「ドライバージャパンさんに出演している」まさにこれだと考えています。
もともと求人広告はあまり出していなくて、紹介入社がほとんどだったんですが、
最近、車をたくさん導入しましたので人材募集の強化をしています。
しかし、求人広告を出すのではなく、まずタクシー運転手の仕事に気付いてもらうことが大事だと思っています。
他の産業と比べて、「もともとタクシー運転手を考えている」人って少ないと思うんです。知り合いに勧められてとか、たまたまWEBで見かけてとか。
となると、求人よりもこういったメディアに出演したほうが、
タクシー運転手のお仕事に気付いてくれる。
魅力に気付いてもらって足立タクシーに来てもらえたいいなと思っています。
猪又さん:あとは働きやすい職場作りをして、ドライバーの待遇を良くすることで人手不足の問題を解決していくことに努力をしています。
若い世代が家庭を十分に養っていけるほどの手当てや福利厚生を備えるとともに、先輩ドライバーから指導を受ける機会を作るようにしています。
今後の展望や目標
ーー今後の展望や目標を教えてください。
猪又さん:タクシー業務をしっかりと稼働させるというのが一つと、たくさん地域貢献をしていきたいと考えています。
現在、足立区と災害時協定を結んでいます。
災害が起きた時に物資の輸送を行うという協定です。
こういった地域貢献を積極的にしていきたいと思います。
タクシードライバーのイメージをより良く向上させていくためには、地域の貢献や新しい事を柔軟に対応していくということはとても重要だと思っています。
最後に
ーー現在、タクシー運転手の仕事を検討している人にぜひメッセージをお願い致します。
服部さん:ぜひタクシー運転手を検討されている方は一度、足立タクシーに足を運んでみてください。
「ステキ」だと思っていただける会社だと自信を持ってご紹介できますよ。
猪又さん:たくさんあるタクシー会社の中でも、会社の施設も広々と充実感を感じることができる施設を持っています。
従業員が働きやすい環境つくりを徹底し、さらに時代に合わせてより良い環境を作っていきます。
未経験者の方も大歓迎ですので、タクシー運転手を検討されているのであればお気軽にご連絡ください。
足立タクシーさんがどんな会社かわかる他の記事
他にも足立タクシーさんが登場する記事を公開しています!ぜひチェックしてみてくださいね!
協力
足立タクシー株式会社
東京都足立区梅島1-26-24
モデル