動画配信がかっこよぎる!江ノ島タクシー株式会社【コラボ動画有り】

「くるまのシゴト(車が関係する企業)で活躍する企業の魅力を知ってもらう」をテーマにドライバージャパンが企業へ取材をするコーナーです。
今回はYAYOIちゃんと神奈川県にある『江ノ島タクシー株式会社』取締役の飯森康弘さんに江ノ島タクシー株式会社の魅力について語って頂きました。

今回取材を受けてくれたのは?

江ノ島タクシー取締役、飯森さん
今回取材を受けてくれたのは、江ノ島タクシー株式会社の取締役を務める飯森さんです。

会社名の由来

ーーさっそくですが、会社名の由来を教えてください!
ずばり“ココ”(江ノ島)です(笑)
土地の名前がそのまま会社名となっています。
100年ほど前に創業して、昔は木炭バスをやっていたんです。
それを江ノ電バスに売却したんですが、実はその木炭バスから始まって江ノ電の路線が生まれたんです。

会社の事業内容

ーーすごい歴史をもった会社なんですね。現在の事業内容はどんな事をされていますか?
主に、

  • タクシー事業
  • 貸切バスのサービス業
  • 観光業

をしています。

具体的には、一般のタクシー業務だけでなく、空港までの送迎を事前にご予約して頂き、定額料金でご利用頂く『空港送迎サービス』や、事前にお客様の情報を登録いただくことで、陣痛時にお客様を病院までお送りする『陣痛タクシー』というサービスなんかも行っています。
お酒を飲んでしまった時に、プロドライバーがお客様のお車をご依頼した場所まで運転する『代行タクシー』などもあります。

貸切バスは、

  • 冠婚葬祭
  • ご旅⾏
  • ゴルフ送迎
  • スポーツ遠征
  • 空港送迎

など様々な場⾯でご活⽤いただけます。

観光業は、お客様のご旅行にあわせてタクシーやバスによるオリジナル観光ツアーを承っております。
お問合せ後、お客様ご旅行予定シートをお送りし、どこへ行きたいのか教えていただくことで「自分だけの観光ツアー」ができます。
用途や目的に応じてお客様のニーズにお応えしてます。

飯森さんのタクシー運転手までの道のり

ーー江ノ島の観光知識に詳しい飯森様ですが、ご自身のご経歴について教えてください?
最初に就いた仕事はサービス業を学ぶ為、ホテルで接客を行っていました。
ホテル業のあとは会計事務所に入社し、働きながら経理を学んできました。
ホテル業は1年くらい勤務し、会計事務所は3年ほど勤務しました。
当社で働き始めたのは6年~8年くらい前のことでした。

タクシー業界で働く中で苦労したこと

ーーキャリアの中で苦労したことはどんなことがありましたか?
江ノ島タクシーに入ってからは慣れるまでが苦労しました。
慣れてないと残業が多かったり、お客様との対談も“しどろもどろ”になったりするので慣れてくるまで時間がかかったことです。
慣れるまで半年から一年くらいかかりましたね。
事業面でも変化がありました。
観光事業は2、3年前から取り組んできました。
会社が事業内容として観光を取り入れたことで自分自身大きく変わったと思います。

タクシー業界のイメージ

ーー飯森様が感じたタクシー業界に入る前のイメージと今のイメージを教えてください。
最初は『タクシーの運ちゃん』というイメージを持っていましたね。
でも実際に働いてみると、そんなことはなくホテルマンみたいに接してくれる方もいたり、自分が思っていたイメージとは違うんだなと思いました。

実際の運転手をみてみると、気が強い方とかよりも、気さくでお客さんの事を考えている方々がこの業界には多いですね。

アプリなどのITが導入されて、配車システムが変わった時は、だいぶイメージが変わりました。
アプリ配車によって、運転手が駆けつけるまでの手間が省かれ、すぐに急行することができるようになりました。

ちなみに当社では、今の社長がはじめてこの周辺にNTTの回線を利用した配車システムをいち早く導入してくれました。
毎日のタクシー業務が全体的にスムーズになりました。

アプリの種類も増え「JapanTaxi」は早くから取り組み、DeNAが運営する「MOV」、ソニー系みんなのタクシーの「S.RIDE」、ソフトバンクが支援する中国の「DiDi」など、さまざまなサービスが市場に参入してますよね。

あとはアプリ決済の導入も革新的影響を受けています。
当社も導入したのは最近ですが、導入以前はタクシーを利用する人が50代とか高齢者の方が割合多かったのですが、若い層の利用者が増えましたね。

ーー実際に飯森様が業界の変化を感じはじめたのはいつ頃からですか?
スマホが普及してきた辺りですね。
この5年~10年くらいだと思います。
あと会社のWEBサイトを公開したときも大きな変化を感じました。
昔はパンフレットしか無かったですからね!

力を入れている取り組み

ーー将来に向けて何か取り組んでいることがあれば教えてください。
江ノ島タクシーのWEBサイトは私が作成しました。
自分が分かる範囲で自分でサイト運営を行っています。
ほとんどのタクシー会社はWEBの運用は制作会社に任せきりにしていたりするんですが、観光業を営んでいる以上、WEBを使ってよりリアルに情報を発信したりしたく内製化しました。

あとITには常に意識していて、タクシーとバスの配車システムを入れました。
電話がくると電話番号から紐づけでお客様の名前が出てくるシステムを使ってます。
それに対し明細地図と家の住所が出るようになり、お客様の家など情報が分かるようになります。
スマホアプリ(ジャパンタクシー)だと場所もわかりますね。

他にはSNSやブログを利用し江ノ島周辺の情報を発信しています。
それに付随して動画も作りはじめました(笑)
YouTubeチャンネルがあります!
これから5Gが主流になってくると、動画でブログを作ることが当たり前になってくるのではないかと思いながら動画を撮影して制作しています。

ーーYouTubeチャンネルがあるんですね。ちょと見せてもらってもいいですか?
どうぞ!(キリッ!)

江ノ島タクシーで湘南・鎌倉観光【旅行】

-Rec.Travel × 江ノ島タクシー コラボ動画- Boarding boat:京浜フェリーボート

湘南『江の島』ドローン空撮 絶景夕焼けのグラデーション&ヒーリング


ーーかっこいい!!予想以上にクオリティが高い!(感動)動画の取り方・構成・音楽の使い方、しかもドローンを使った撮影(空撮)までされているじゃないですか!?これ全部飯森さんが制作しているんですか?
はい、一応私が制作してます。
パソコンで編集しています。

ーープロのカメラマンみたい♪ぜひ、私も撮ってください♡(笑)
私でよければ(笑)

タクシー業界の将来について

ーーそんなクリエイティブスキルをお持ちの飯森さんにお聞きしたいのですが、10年後(もしくは近い将来)のタクシー業界ではどんなことが起きていると予想されますか?

AIの進化が著しいですよね。
無人タクシーは思った以上に早く登場するのではと思っています。
自動運転のレベルがどんどん上がってきていますからね。

実際に江ノ島駅から江ノ島の無人バスが試験運用していました。
もちろん試験運転なので人は乗っていますが。

人材不足の対策

ーー江ノ島タクシーさんで行なっているドライバー人材不足について対策などあれば教えてください。
基本的には求人媒体を使っています。
折り込みチラシも使ったりしますが、最近はネットから応募いただくことが多いですね。

あとは求人媒体に頼らずに、会社のWEBサイトの応募フォームの研究やインディードなんかの運用を自社で行っています。

それと、近々youtubeで広告動画を公開しようと思っています。
すでにいくつか作成しています。

採用の視点でも最近はSNSの重要性を肌で感じています。
SNSはフォロワー数を増やすことで反応がダイレクトに返ってくるので、タクシー利用者の反応はもちろん、お仕事をさがしている方の反応も伺うことができます。

会社の取り組み

ーー江ノ島タクシーで社員の働きやすい環境作りなど工夫されていることは?
働く従業員が時間の融通を利かせるところは自信を持って言えます。

例えば、副業をしている方や家族の介護をされている方、お子さんの世話を見ながらもやっている方もいるので臨機応変にしている。
あとは、社内で野球チームがあったり他にもスポーツや行事を行いみんなとコミュニケーションを取れる場が盛んにあります。
実際に弊社で働く従業員は長く務めている方が多いです。

今後の展望や目標

ーー江ノ島タクシーさんの今後の展望や目標を教えてください。
保育施設の併設ができればいいなと思っています。
主婦の方などいろんな方が働けるような環境を構築していきます。
みんなが働きやすい環境になれば従業員の満足度も向上しますし、より良いサービスに繋がっていくはずです。
そして、たくさんのお客様に利用していただけると考えています。
色んなことに挑戦し色んな人と深く繋がれるように、今やっていることを守りつつ、新しいことにも挑戦していくという姿勢で、これからも存続していく企業でありたいと思っています。

DRIVER JAPAN × 江ノ島タクシーコラボ動画合戦!

なんと、取材後に飯森さんがコラボ動画を制作していただきました!
う~んクオリティ高い!DRIVER JAPANも負け時と制作してみました。(まだまだ未熟)

江ノ島タクシーさん制作コラボ動画

DRIVER JAPAN制作コラボ動画

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